キラリふじみでは2002年の開館以来、市民が様々な形で劇場に参加していただける活動を展開してきました。さらなる出逢いと劇場と地域の深化を求めて、2016年シーズンからリージョナルカンパニー“ACT-F”を始動します。
Art(芸術)・City(街)・Theatre(劇場)=ACT。そして英語の“ACT”には「演じる」だけではなく「行動する」「働きかける」という意味があります。
“Act for Fujimi”・“Act for Future”富士見のために、未来のために、舞台に出たい!音楽をやりたい!絵を描きたい!出会いを作りたい!仲間とワイワイやりたい!色んな「やりたい!」が集まって、作品上演だけではなく地域の活動にもACTしていく新しい形の劇場付属カンパニーです。1年ごとに活動テーマ、活動期間を区切り3年間活動します。1年だけの参加も可能です。1年目は「子ども」をテーマに活動し、2017年1月には発表も行います。
◇活動期間
6月~2017年3月
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いよいよACT-Fが始まります。
文化・芸術に興味のある地域の方、地域に興味のある芸術家、俳優、作家、演出家、制作者、ダンサー、美術家、音楽家、地域・劇場の仕事に興味がある学生、初めての方も、地域での活動を充実させたいという方も、ジャンル・経験・年齢・市内外問わずご参加お待ちしています。
具体的な活動は、メンバー向けのオリエンテーション、レクチャーも随時行いながら、ワークショップや読み聞かせ、カフェを盛り上げる、野菜を売る、お祭りに参加する、ゴミ拾いを盛り上げる、などなど色んなアイディアを持ち寄り地域のためのプロジェクトを企画、実施していきます。
1年目は「子ども」をテーマに活動します。出産、子育て、教育、自分の子ども時代、未来の子どもたち、戦争、平和、貧困、差別、子どもは人間の未来そのもの、子どものための、未来のための活動にしていきたいです。
1年に1回カンパニーとしての作品も発表します。それは舞台と客席があるものかもしれませんし、野菜を育てているかもしれませんし、ご当地スイーツを開発しているかもしれません。地域のカンパニーらしい作品を発表しようと思っています。
カンパニーの活動を通じて、年齢にかかわらずメンバー自身も成長し、メンバーの成長がさらに地域を盛り上げる、地域と劇場、地域と芸術活動の新たな関係を目指します。
100年後に続く未来を一緒に作りましょう。
多田淳之介
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カンパニーディレクター 多田淳之介(当館芸術監督)
お問合せ 富士見市民文化会館キラリふじみ 049-268-7788
主催 公益財団法人キラリ財団
平成28年度文化庁 劇場・音楽堂等活性化事業

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