新芸術監督・多田淳之介やキラリンクメンバーと一緒にキラリで、夏の楽しい7日間を過ごしませんか？
「えんげきっっず、大集合！」からリニューアル！
演劇やダンスの楽しさと新しい友達に出会っちゃおう！

総合演出・多田淳之介（当館芸術監督）メッセージ
（当日パンフレットより）
今年から、キラリ☆サマーキッズワークショップとして、小学生対象の“ステージキッズ”、中高生対象の“アートキッズ”をスタートさせました。アートキッズでは美術作品を作り、ステージキッズでは、昨年までの“キラリ☆えんげきっず”をベースに、演劇やダンスなどの舞台芸術界で活躍するアーティストと子どもたちが、６日間かけて一緒に作品をつくります。
子どもたちに未来について聞くと、もちろん明るいものもありますが、「木が全部枯れて地球に住めない」「日本沈没」など大人が聞くとびっくりするようなものも少なくありません。
20年前とは情報の量が革命的に増えた今は、当然子どもたちに入ってくる情報量も変化しています。聞かせたく無いようなこともいつのまにか耳に、目に入ってしまう、それを防ぐことはもはや不可能でしょう。
しかし、何も知らなかった子どもが明るい未来を描くことと、色々知っている子どもが「地球滅亡」描くことは、情報量の差以外に本質的な違いはない様な気がします。違いがあるとしたら、今の子どもたちには、取捨選択の力、情報を鵜呑みにせず想像する力が必要とされるということでしょう。
今年のステージキッズでは、子どもたちがそれぞれ選んだ新聞の記事や写真を元に「未来」というテーマで発想をふくらませ作品を作ってもらいました。
芸術の役割は、未来を楽しく過すには？を想像することです。
「地球に動物がいなくなっちゃう」という子どもが「でも、お花が喋れるようになって、ともだちになる」と話してくれる、それが大切です。
もし、子どもが未来に不安を持っているのだとしたら、それは、我々大人の姿に原因があるのでしょう。将来、大人になることを楽しみにできるような姿を子どもたちには見せたいものです。今日は子どもの頃を思い返して観ていただくのも良いかもしれません。
さあ、子どもたちの夏休みの大一番が始まります、どうぞ暖かく見守ってください。
総合演出　キラリ☆ふじみ芸術監督　多田淳之介　

※募集は締切ました。