キラリふじみ錦秋狂言　万作の会 小舞『八島前』、狂言『清水』『泣尼』

作品について

　いつの世も変わらない、人間ならではのおかしみや喜怒哀楽を描く「狂言」。芸歴90年を迎える人間国宝・野村万作、狂言にとどまらず多彩な才能を発揮する野村萬斎、次世代を担う若手の一人・野村裕基の親子三代が揃い、万作の会の狂言師たちが狂言の多彩な魅力をあますところなくお届けします。
　源平の八島合戦の模様を描く小舞「八島前」。謡と洗練された型を通じてしなやかに情景を描きます。狂言ならではの駆け引きが見どころの狂言「清水」と「泣尼」。いずれも、素顔で演じられることの多い狂言では珍しい、狂言面が使われます。おかしみのある「面（おもて）」にもぜひご注目ください。
　野村萬斎による上演前の「解説」では、狂言の世界に親しみやすく、お馴染みの方にはより深くお楽しみいただけるよう、演目の見どころを丁寧にお話します。
　紅葉深まる秋の一夜に、伝統芸能・狂言を通じて笑いのひとときを存分にご堪能ください。

＜番組＞
解説　　
野村萬斎

小舞『八島前』　
中村修一　

地謡　　　高野和憲　
　　　　　内藤　連　
　　　　　飯田　豪　
　　　　　岡　聡史

『清水（しみず）』
太郎冠者　野村万作　
主　　　　深田博治　　
　　後見　福田成生

『泣尼（なきあま）』　
僧　　　　野村萬斎　
施主　　　野村裕基　
尼　　　　石田幸雄　　
　　後見　内藤　連

お問合せ

富士見市民文化会館キラリふじみ 049-268-7788

主催

公益財団法人キラリ財団

助成

文化庁文化芸術振興費補助金　
劇場・音楽堂等機能強化推進事業（地域の中核劇場・音楽堂等活性化事業）
独立行政法人日本芸術文化振興会