プログラムの詳細

橋爪功・冬の朗読
―小松左京『くだんのはは』、平野啓一郎『手先が器用』『ストレス・リレー』―

橋爪功・冬の朗読 ―小松左京『くだんのはは』、平野啓一郎『手先が器用』『ストレス・リレー』―
作品について

 日本演劇界屈指の名優であり、語りの名手として名高い橋爪功による朗読企画第14弾は、「もしも…」の考えをめぐらせる、3つの小説をお届けします。
 意表を突くテーマと壮大な視点で幅広いジャンルを描き、とりわけ日本のSF界を牽引した小松左京の『くだんのはは』。土地に伝わる伝承と、自身の戦争体験を背景に、迫りくる恐怖と奇妙な謎にひそむ哀しみを描いた怪奇小説の傑作です。
 一作毎に変化する多彩なスタイルで、時代を強く反映した作品を世に出し続け、精力的な執筆活動を続けている、平野啓一郎。短編集としては10年ぶりの発表となった、2024年10月に刊行された最新短篇集「富士山」から『手先が器用』『ストレス・リレー』の2作品を朗読します。
 聴く人の想像力を限りなく掻き立ててる橋爪功が、リアルな描写で丁寧に編み上げた物語の世界を、奥行のある人間ドラマとして創り上げます。
 キラリふじみだけで体験出来る、特別な冬の午後をどうぞお楽しみください。

出演 橋爪功
スタッフ 照明/佐々木真喜子(ファクター)
音響/穴沢淳
衣裳/カナイヒロミ
舞台監督/庄山彰浩

協力/演劇集団円 株式会社コルク 
小松左京ライブラリ 橋爪弥宵 
お問合せ 富士見市民文化会館キラリふじみ 049-268-7788
主催 公益財団法人キラリ財団
助成 文化庁 文化芸術振興費補助金 劇場・音楽堂等機能強化推進事業(地域の中核劇場・音楽堂等活性化事業)
独立行政法人日本芸術文化振興会

 


■これまでの朗読作品■
[演出:森新太郎(2011~2014年)、内藤裕子(2015~2021年)、橋爪功(2022年)]

2011年 芥川龍之介『杜子春』、筒井康隆『走る取的』
2012年 井伏鱒二『山椒魚』、筒井康隆『関節話法』
2013年 鶴屋南北原作 フジノサツコ脚本 『四谷怪談』
2014年 向田邦子『かわうそ』、芥川龍之介『藪の中』
2015年 平野啓一郎『消えた蜜蜂』―新潮社「透明な迷宮」より― 
      柳家小三治『ま・く・ら』より「駐車場物語」
2016年 山川方夫『お守り』、島尾敏雄『鉄路に近く』
2017年 井上ひさし『戯作者銘々伝』
2018年 色川武大『見えない来客』(「怪しい来客簿」文春文庫所収)
      小泉八雲『守られた約束』『破られた約束』(上田和夫 訳)
2019年 曽野綾子『長い暗い冬』、皆川博子『夜のアポロン』
2020年 宮部みゆき『神無月』、鷺沢萠『約束』
2021年 眉村卓『仕事ください』、芥川龍之介『鼠小僧次郎吉』
2022年 内田百閒『サラサーテの盤』、新美南吉『久助君の話』『うそ』
2023年 井上ひさし『あくる朝の蟬』、梅崎春生『チョウチンアンコウについて』


公演情報
  • 日程
    2025年1月18日(土)
  • 開演時間
    13:00
  • 会場
    メインホール
  • 公演に関する備考
    ※開場は開演の30分前より。

チケット情報
  • チケット発売日
    2024年11月9日(土)
    ※発売開始当日は、窓口9:00から、オンライン予約10:00から
    ※電話予約は11/10(日)から取扱い
  • 座席指定
    全席指定
  • チケット料金
    一般 2,500 円
    シニア・U-25 2,000円
    高校生以下 1,000 円
    *シニア=65歳以上/U-25=25歳以下
  • 備考
    ※未就学児童の入場はご遠慮ください。
    ※開演後のご入場は、指定された席にご案内できない場合がございます。
  • チケット取扱
    当館:(購入方法はこちら)

    ■オンライン購入
    オンラインチケット(外部リンク)



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