キラリふじみ爽秋狂言 万作の会 『梟山伏』 『栗焼』 『吹取』

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作品について
芸歴90年を迎える人間国宝・野村万作、狂言にとどまらず多彩な才能を発揮する野村萬斎、次世代を担う若手の一人、野村裕基、親子三代が揃い、一門の狂言師たちが、狂言の魅力をあますところなくお届けします。
上演前には、野村萬斎による「解説」がございます。初めてのご観劇の方には、狂言の世界に親しみやすく、お馴染みの方にはより深くお楽しみいただけるよう、演目の見所を丁寧にお話します。
秋の夜長に、伝統芸能・狂言を通じて笑いのひとときを存分にご堪能ください。
 
<番組>
■解説 野村 萬斎
■梟山伏(ふくろやまぶし)
山伏 中村修一
兄 内藤連
弟 飯田豪
■栗焼(くりやき)
太郎冠者 野村万作
主 野村裕基
■吹取(ふきとり)
何某 野村萬斎
男 深田博治
女 高野和憲
<あらすじ>
■梟山伏(ふくろやまぶし)
山から戻って以来、様子がおかしい弟を心配した兄は、山伏に祈祷を頼みにいく。山伏が弟の様子を見て祈り始めると、弟はうつろな目つきで鳴き声をあげる。聞けば弟は山で梟の巣にイタズラをしたことが分かる。梟が取り憑いたものであろうと、山伏は懸命に祈るのだが、症状はますますひどくなるばかり。そしてついには…。
梟の鳴き声が印象的な楽しい演目です。観ている皆さんの頭にも、梟の鳴き声がこびりついて離れなくなってしまうかもしれませんね。
■栗焼(くりやき)
太郎冠者は、主人から貰い物の栗を客に振舞うので焼くよう命じられる。苦労しながらもなんとか焼き上げ皮をむくが、見れば見るほど美味そうな栗ばかり。つい手が出てしまい、結局全部平らげてしまった太郎冠者は、主人に言い訳をするのだが…。
栗を焼き、理屈をつけながら次々に食べてしまうシテの独演が見どころです。舞台からいいにおいが漂ってきそうです。
■吹取(ふきとり)
清水の観世音から月夜に五条の橋で笛を吹けば妻を授けると告げられた男は、笛が吹けないので、知人に代わりに吹いてほしいと頼む。知人と共に五条の橋に出かけ、笛を吹いてもらうとお告げのとおり、女が現れるのだが…。
月夜に笛の音。叙情的な趣が、最後はなんとも狂言らしい展開に! 曲中で実際に演者が笛を吹く珍しい演目です。
- 万作の会
 
お問合せ富士見市民文化会館キラリふじみ 049-268-7788
主催公益財団法人キラリ財団
公演情報
- 日程
- 9月25日(水)
- 開演時間
- 19:00
- 会場
- メインホール
チケット情報
- チケット発売日
- 7月27日(土)
※発売開始当日は、窓口9:00から、オンライン予約10:00から
※電話予約は7/28(日)から取扱い - 座席指定
- 全席指定
- チケット料金
- 一般 5,000円
U-25 3,500円
高校生以下 1,000円
身体障害者手帳をお持ちの方(窓口・前売のみ) 4,000円
※未就学児童の入場はご遠慮ください。
※開演後のご入場は、指定された席にご案内できない場合がございます。 - チケット取扱
- 当館:(購入方法はこちら)
■オンライン購入
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