2025年01月10日 - 新芸術監督に宮内康乃氏(作曲家・演出家)が選出されました。
富士見市民文化会館キラリ☆ふじみでは、白神ももこ芸術監督の2025年3月末での任期満了に伴い、次期芸術監督を公募しました。今回の公募には全国より30人の応募があり、厳正なる選考の結果、新芸術監督に宮内康乃氏(作曲家・演出家)が選出されました。新芸術監督による活動は2025年4月からスタートします。
新芸術監督-宮内康乃 プロフィール
作曲家、つむぎね主宰。東京学芸大学G類音楽科作曲専攻卒業。IAMASメディア表現研究科修了。大学にて作曲を、大学院にて電子音楽やメディアアートを学んだ結果、人間の身体を通して生まれるプリミティブな表現にたどり着き、主に声を用い、楽譜ではなく身体の有機的なリズムやその違いをもとに音を紡ぎ出す独自の作曲法を確立。その作曲法をもとに、2008年より音楽パフォーマンスグループ「つむぎね」を立ち上げ、活動を開始。現在もつむぎねの活動を中心に、邦楽や聲明、ガムランのための新曲なども手掛ける。また楽譜がなく、誰もが参加できるシンプルなアプローチをもとに、様々な人たちと声を紡ぐ、ワークショップ活動「わ・つむぎプロジェクト」に取り組み、国内外で数多くのワークショップや参加者と作るパフォーマンスを実践している。
2011年第6回JFC作曲賞受賞。2016年Asian Cultural Councilグランティにてニューヨーク滞在。2018年国際交流基金アジアフェローシッププログラムにて東南アジア4カ国リサーチ滞在など。
つむぎね www.tsumugine.com/