年間プログラム

2022年08月06日 - モガ惑星 テキスト担当・出演者プロフィール

モガ惑星 詳細プロフィール

 

テキスト:永山智行(こふく劇場)

劇作家/演出家/劇団こふく劇場代表 1967年都城市生まれ。

2001年『so bad year』でAAF戯曲賞受賞。同作をはじめ、戯曲は劇団外での上演も多く、2005年に東京国際芸術祭参加作品として書き下ろした『昏睡』は、2009年には、青年団の中心的俳優、山内健司・兵藤公美の二人芝居として、神里雄大(岡崎藝術座)演出により上演された。また地点の演出家・三浦基との共同作業として、『お伽草紙/戯曲』(劇団うりんこ・2010)、『Kappa/或小説』(地点・2011)の戯曲も担当した。

2006年10月から約10年間、公益財団法人宮崎県立芸術劇場の演劇ディレクターを務め、九州の俳優を集めてのプロデュース公演「演劇・時空の旅シリーズ」を企画・演出するなど、地域における演劇の質の向上と、広がりを願い活動している。

 

 

鈴木モモ(すずきもも)

2002年にストリングラフィ・アンサンブルでストリングラフィ奏者として活動開始。国内外のコンサートに多数出演、2011年より“StringraphyLabo”と称し個人の活動を開始する。これまでに音楽家やアーティストとのライブパフォーマンスやサウンドスケープを取り入れた企画、野外でのWSなど、ストリングラフィの音の多様性と視覚的な要素を活かして唯一無二の空間を創る。

国立音楽大学教育音楽学部教育音楽学科第II類卒業。

※ストリングラフィは、作曲家 水嶋一江が1992年に考案した絹糸と紙コップでできたオリジナル楽器。

公式ホームページ:https://stringraphylabo.com

 

 

服部美千代(はっとりみちよ)

1944年生まれ。定年退職後、明治座アカデミーの6期生と「MAロッキーズ」結成。

ロッキーズの女性を中心に女性劇団「アクトリセス」を結成し、『楽屋』『マグノリアの花たち』等、4回公演を行う。15年間「パイオニア合唱団」に参加し、宗教曲中心に歌う。

スポーツ(趣味)は、スキー、登山。

キラリふじみでは『群読音楽劇 銀河鉄道の夜』(2020)に鳥捕り役として出演した。

 

 

つむぎね

2008年より作曲家・宮内康乃を中心に結成した、女性たちによる音楽パフォーマンスグループ。楽譜ではなく、人間の呼吸のリズムをきっかけとする単純なルールをもとに音を紡ぎ出していく独自の表現により演奏を行う。おもに声や鍵盤ハーモニカを使い、個々がそれぞれ音の粒子となり、その粒子が複数重なりあって、変化、融合することで空間上の響きを紡ぎ出していくパフォーマンスを展開する。また、照明、衣装音以外の演出も含めて総合的に表現する、独自のスタイルの確立を目指している。

 

 

神田さやか(かんださやか)

広島県出身。福間まゆみ、中村卓郎、角田和弘、山舘昌代の各氏に師事。国立音楽大学音楽教育学科卒業。日本オペラ振興会オペラ歌手育成部第27期生修了。同主催オペラ歌手育成部修了公演「コジ・ファン・トゥッテ」にドラベッラで出演し、その後第27回新人演奏会に出演。

 これまで出演したオペラに、日本オペラ連盟主催人材育成公演「修道女アンジェリカ」オスミーナ、ミラマーレオペラ主催「愛の妙薬」ジャンネッタ(日本語訳詞上演)、同主催「奥様女中」セルピーナ(日本語訳詞上演)、あらかわバイロイト主催「魔笛」ダーメII、みなとみらいホール主催「こうもり」イーダ、日本オペラ協会主催「天守物語」萩、同主催「春琴抄」芸者蔦子などがある。

 オペラの他、レストランやイベント、パーティーや学校など様々なシーンで、トークを交えたコンサート活動を行っている。

 2014年9月、マツダスタジアムにてプロ野球セ・リーグ公式戦「広島東洋カープ×中日ドラゴンズ」では国歌独唱を務めた。

 第11回全国「叱られて」歌唱コンクール準優秀賞受賞。藤原歌劇団準団員。

 

 

佐藤季敦 (さとうひでのぶ)

声楽家(バリトン)、タロット鑑定士。

函館大学商学部、昭和音楽大学音楽学部声楽科卒業。函館大学卒業後、給費生として昭和音楽大学に進学。在学中、劇団四季オーディションに合格。『オペラ座の怪人』『サウンド・オブ・ミュージック』『異国の丘』等に出演。東京、大阪、名古屋、京都各公演に参加。2011〜15年迄イタリアへ留学。フィレンツェ、ミラノにて声楽の研鑽を積む。在伊中はフィレンツェのヴェッキオ宮をはじめ各地で演奏会に出演。帰国後はリサイタル、コンサート等、フリーランスで活動中。

2021年には自身の美意識と心情風景を表した「花」「夏」「母」をテーマとするリサイタル三部作を完結。

2022年、南は沖縄、北は北海道まで、全国を巡るリサイタルツアーを完走した。

函館大学卒業時に文化賞受賞。

全国童謡歌唱コンクール北海道大会最優秀賞、並びに全国大会銅賞受賞。

 

又、声楽家として研鑽を深めるうち、自身の中に眠っていたスピリチュアリティが開花。

「ひでみ」の名前でタロット鑑定士としての活動を始め、アーティストや海外にお住まいの方々からの依頼も数多く寄せられている。

東京スピフェス、癒しフェアをはじめフェスへの出展も多数。

JADA タロット、ホロスコープリーディングマスター資格取得。

 

 

山道弥栄(やまみちやえ)

1995年生まれ。高知県出身。

幼い頃より歌舞伎や文楽に親しみ、6歳より義太夫三味線を竹本弥乃太夫師に、10歳より邦楽囃子を田中佐幸、望月庸子両師に師事。東京藝術大学音楽学部附属音楽高等学校を経て、同大学同学部音楽環境創造科卒業。公益財団法人クマ財団クリエイター第3期奨学生。

浄瑠璃作者・近松門左衛門の作劇法「やつし」を展開した独自の創作手法を用い、義太夫節と邦楽囃子、コンテンポラリーダンスによるパフォーマンス作品の上演を通して、古典が内包している同時代性を蘇らせ、遠い存在だと思われがちな古典を身近な物語として再発見する機会を提供している。外部作品への楽曲提供や他アーティストとの共同制作も積極的に行なう。

 

 

望月左太助 (もちづきさたすけ) 

1996年東京都生まれ。

幼少期より大田区にて和太鼓を始め、邦楽囃子を望月左太郎に師事。平成三十一年、東京藝術大学音楽学部邦楽科卒業。稀音家浄観賞、安宅賞、アカンサス音楽賞を受賞。

国内外の演奏会、歌舞伎公演で活動する一方、NHK大河ドラマやピタゴラスイッチにも鳴物で出演。

 

 

迎田優香 (むかえだゆうか) 

埼玉県狭山市出身。東京芸術大学音楽学部邦楽科卒。笛を中川善雄、囃子を田中佐幸、望月庸子、長唄三味線を杵屋五司郎の各氏に師事。(敬称略)

古典音楽を中心に国内各地の舞台で活動する一方、現代音楽、ポピュラー音楽の演奏にも力を注ぐ。演奏会、舞踊会をはじめ、各ホール、パーティー会場での演奏や学校公演、ワークショップなど精力的に活動中。

 

 

齊藤コン (さいとうこん) 

ダンサー/振付家/どうぶつ体操主宰

大きくなったら動物になりたいという幼少期を経て肉体探究の道へ。

全編ブリッジ姿勢で踊る「Mutant Dynamics」寄生虫や昆虫の防衛行動を人間の群舞にした「Integration」昆虫や植物、獣の世界を行ったり来たりまぜてしまう「はる、むしむし」など生物学と人間の可塑性を利用し、人間がこれまでの人間でなくなり、新しい生物や現象になる過程を見せる肉体作品を発表。

また、アニマルコンちゃんとしてさまざまな生物の動きをモチーフにしたどうぶつ体操を主宰。幼児から大人まで様々な年齢層に普及中。

2021年、拠点を和歌山に移し野山を四足で駆け巡る。海からは貝、山からは鹿を食す。

ダンサーとしてHiroaki Umeda、田畑真希、金井ケイスケ、木皮成などのダンス作品、サーカス作品に出演。また、ダンスユニットO.F.Fのメンバーとして大道芸イベントや学校授業など出演。

 

2016年多摩美術大学造形表現学部映像演劇学科卒業

 

 

花上直人(はなうえなおと)

1960年代  人間と大地の祭り、代々木公園 蜘蛛の巣パフォーマンス

 70年代  日本マイムスタジオ 馬上の人 パントマイム

        土方巽 燔犠大踏鑑(はんぎだいとうかん)、夏の嵐、静かな家、舞踏.

        アスベスト館 それはこのような夜だった、他

            東京都美術館 蜘蛛の巣パフォーマンス

  80年代  風の旅団 復員の海図、テント芝居、

            八ヶ岳、大天狗 小天狗岩峰「標高2700mでタランテラプラン」

  90年代  自作のテント劇場で とけるぅぅぅ 三部作、東京、名古屋、松本、京都

2000年代  新小岩ざざ ダンスパフォーマンス 人間人形時代、浮く人、他

  10年代  東中野ラフト あわ~あい、台湾 台北で愛式

2019年度 キラリふじみ・ダンスカフェ スペシャルコラボレーション『幻想曲』出演。

 

  

ハモニカクリームズ 

ケルトとブルースを背景とするハモニカ、フィドル(ヴァイオリン)、ギターによるインスト音楽バンド。2012年スペインの「オルティゲイラ国際ケルト音楽祭」のコンクールでアジア人史上初優勝し、2018年フランスで行われる世界最大の「ロリアン・インターケルティック音楽祭」のコンクール優勝。 日本のフジロックや欧州各地のフェスティバル出演やツアーをはじめ、通算6枚のアルバムは世界各国のメディアに取り上げられる。歌詞を持たないことで自由に響く音の反射が、アコースティックからエレクトロまでジャンルや国籍、年齢の枠を越えて広く評価されはじめている。

<メンバー>大渕愛子(おおぶちあいこ)…フィドル、清野美土(きよのよしと)…ハモニカ、長尾晃司(ながおこうじ)…ギター

 

 

モモンガ・コンプレックス 

白神ももこを中心としたダンス・パフォーマンス的グループ。2005年に活動開始。普段の生活の中の些細なできごとや個人史、小さな願望などに着想したダンスを用いた作品を発表している。

一見シンプルでくだらないとされてしまうことに物事の本質があるという哲学で、親しみやすさと人生の深みが共存した作品を得意とするコンテンポラリーダンス界の本気で呑気な異色グループ。

 

 

河合祐三子(かわいゆみこ)

1988年に上京、「社会福祉法人トット基金 日本ろう者劇団」に入団。2017年まで視覚演劇公演や手話狂言などに出演。1995年、演劇の勉強のためアメリカ・デフ・シアター主催のサマースクールに参加。現在フリーランスとして、さまざまな公演などに出演。

2018年よりサインポエット(手話)と声の朗読、ダンスなどゆるやかに繋がり合うユニット「でんちゅう組」のメンバーになり、公演やWSなどに出演する。

手話表現▪︎非言語表現ワークショップ講師、TA-net舞台手話の監修を務めるなど、多方面に活躍中。

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