プログラムの詳細

キラリふじみ×東南アジア⁼舞台芸術コラボレーションvol.3
日本・フィリピン共同制作
『KIN-BALL キンボール』

キラリふじみ×東南アジア⁼舞台芸術コラボレーションvol.3 日本・フィリピン共同制作 『KIN-BALL キンボール』

※公演チラシはこちら

出演者(プロフィールは画像をclick!)

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※本公演に出演を予定しておりました石松太一は、諸般の事情により降板することになりました。
 新たに高麗哲也の出演が決定いたしました。

 

作品について

近未来、日本。
世界では、キンボールというスポーツが隆盛を極めていた。
これは、ひっそりと国内リーグへの新規参入を目指した、
キンボール戦士たちの物語。

2017年にスタートし、国際的な共同制作ならではの先進性あふれる舞台作品を創作してきた、3ヶ年プロジェクト「キラリふじみ×東南アジア=舞台芸術コラボレーション」。
その第3弾として悼尾を飾るのが、フィリピン現代演劇とのコラボレーション作品『KIN-BALL』です。
この春に当館の芸術監督に就任した田上豊が作・演出にあたり、そこに日本から個性派揃いの俳優7名が加わります。
本作を共同で企画するフィリピンの劇団PETAからは、田上と共に劇作にあたるジェイミー・カタニャグをはじめ、バイタリティと知性を兼ね備えた2つの国の演劇人がぶつかりあい、触発しあい、支えあいながら生みだす、ありえなそうで、ありえる、〈私たち〉の近未来の物語『KIN-BALL』の世界にご期待ください。

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近未来、日本。
世界では、キンボールというスポーツが隆盛を極めていた。この種目でかつて世界最強と言われていた日本は、時の流れと共に東南アジア諸国にその称号を譲ってしまっている。オリンピックにも惨敗し、世界の王座を奪還するには、次回のクラブワールドカップに賭けるしかない。そんな折、国内最強のキンボールのクラブチームが不況のあおりを受けて消滅するという事態が発生。
「千載一遇のチャンス!目指せ、クラブW杯!」のスローガンの元、企業は色めき立ち、混戦の様相を呈しそうな国内トーナメント。国内の勢力図を覆し、いざ世界大会出場へ。
これは、そんな最中、ひっそりと国内リーグの新規参加を目指したキンボール戦士たちの物語。
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■稽古場レポート
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■稽古場写真
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東南アジアとのコラボレーション企画が立ち上がった時、自分はインドネシアに行くのだと思っていました。大学生の時にインドネシア語を勉強したからです。なるほど、何気なく学んだインドネシア語は、こうやって人生に還元されるのだな、などと勝手に納得していると、タッグを組む国がフィリピンに決まりました。やばい、ドゥテルテ大統領かパッキャオのことくらいしか知らない…と思ったことを覚えています。創作のために初めてフィリピンに行きましたら、着いたホテルのメイン玄関で麻薬犬がこちらに睨みをかましていました。ホテル横にあるコンビニに向かうと、ものすごい数の子供達に小銭をよこせと集られました。やっとの思いでPETAのある劇場に着きますと、いきなりゲイショーのミュージカルを観せられました。やばい国来てしまったと思った。一日に5回食事をする国フィリピン。アディダスのカバンの話をすると「アディアダス」という鳥の足先料理が出てくる国フィリピン。三度の滞在を経て、もはや大好きな国になりました。このお返しは演劇でさせてください。田上豊

●PETA(フィリピン教育演劇協会)●
1967年創立。英語劇が主だった当時のフィリピンで、タガログ語による劇作品の創作を開始。以降、同国の歴史や政治や社会問題にもとづいた作品を創作し、フィリピンを代表する劇団となる。1970年代には演劇ワークショップの方法を確立し、アジア全域で教育演劇の運動を展開。2000年代に本拠地PETA Theater Centerを設立。現在は、同劇場で内外の戯曲の上演の他、『RAK of AEGIS』や『CARE VIVAS』 などの創作ミュージカルのヒット作のロングラン公演などを続ける。

●キンボール(Kin-Ball)とは?●
直径122cm、重さ約1kgのボールを使い、ヒットやレシーブを繰り返すスポーツです。
参照:一般社団法人日本キンボール連盟
http://www.newsports-21.com/2015web/
座談会 『KIN-BALL』を語る コラボレーションから広がる世界
田上豊(当館芸術監督/『KIN-BALL』作・演出) 
白神ももこ(当館芸術監督)
松井憲太郎(当館館長)

演出など 作  田上豊、J-mee Katanyag(ジェイミー・カタニャグ)
演出 田上豊
出演 《日本》
伊藤昌子、ぎたろー、高麗哲也、近藤強、友田宗大、原田理央、福田健二
※本公演に出演を予定しておりました石松太一は、諸般の事情により降板することになりました。新たに高麗哲也の出演が決定いたしました。
《フィリピン》
Kiki Baento(キキ・バエント)、J-mee Katanyag(ジェイミー・カタニャグ) 、Nicole Manlulo(ニコル・マンルーロ)、Kitsi Pagaspas(キッツィ・パガスパス)、Jack Yabut(ジャック・ヤブット)
スタッフ 舞台美術:濱崎賢二 照明:伊藤泰行 音響:大園康司
衣裳:臼井梨恵(モモンガ・コンプレックス)
演出助手:久保大輔
舞台監督:白石英輔(クロスオーバー)
宣伝美術:松井雄一郎
お問合せ 富士見市民文化会館キラリふじみ 049-268-7788
主催 公益財団法人キラリ財団
国際交流基金アジアセンター
助成 文化庁文化芸術振興費補助金(劇場・音楽堂等機能強化推進事業)
独立行政法人日本芸術文化振興会
一般財団法人地域創造
備考 協力:柿喰う客、コンドルズ、万能グローブガラパゴスダイナモス、レトル
企画・製作:富士見市民文化会館キラリふじみ
共同企画:PETA


公演情報
  • 日程
    2019年6月6日(木)~9日(日)
  • 開演時間
    6(木)19:00
    7(金)19:00
    8(土)14:00/18:30*
    9(日)13:00
    *=アフタートーク
  • 会場
    マルチホール
  • 公演に関する備考
    ・開場は開演の20分前より、受付は開演の1時間前より

チケット情報
  • チケット発売日
    4月6日(土)
  • 座席指定
    全席自由・整理番号付・日時指定
  • チケット料金
    一般 3,000円
    U-25 2,000円
    高校生以下 500円
  • 備考
    ・未就学児童の入場はご遠慮ください
    ・団体での鑑賞も承っております。詳しくはキラリふじみまでお問合せください
  • チケット取扱
    当館:(購入方法はこちら)
    ■オンライン購入
    オンラインチケット(外部リンク)

     

  • 保育サービス
    6/8(土)14:00公演のみ
    対象:1歳以上未就学児
    定員:5名まで(申込順)
    料金:500円
    申込締切 6月1日(土)
    申込:当館 049-268-7788
    キッズルームの様子はこちら



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