あやつるほどに苦しくて、あやなすほどに愛しくて。
人形と人形遣い二人きり、夢とうつつの修羅もよう。
漆黒の舞台に白く浮かびあがる人形と、黒衣の人形遣いとが繰りひろげる終わりのないモノ語り。
「涯なし」は現代の傀儡女(くぐつめ)と称される黒谷都の40数年に及ぶキャリアの後半の代表作のひとつであり、苦楽をともにした人形との愛と葛藤を表現した演目です。
岡本芳一書き下ろし「夢のうつつ・現つのゆめ」シリーズ番外の「ハッピーエンド」として2002年いいだ人形劇フェスタで初演。以来、チェコ、ブルガリア、韓国など国内外で公演を重ね(2010年「涯なし」と改題)、2013年ロシア・オムスク国際人形演劇祭で最高女性演技者賞、2014年にはロシア・クルガン国際人形演劇祭でグランプリ受賞。同年、セルビア・スボティツァ国際青少年演劇祭では特賞〈概念的且つ最高の芸術的成果に対して〉に輝きました。
本公演は国内初の劇場ソロ公演であり、グランプリ獲得時と同じスタッフで臨みます。
人形と人形遣いが紡ぎだす濃密な世界を、どうぞお楽しみください。
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演出など |
人形遣い:黒谷都 人形美術:渡辺数憲
原案:岡本芳一 作劇:黒谷都 岡本芳一 |
スタッフ |
音響:中村嘉宏 音構成:山口敏宏 照明:しもだめぐみ 舞台監督:荒牧大道
協力:鄒思揚 森仁美 月の娘たち
宣伝美術:富永光昭(写真) 田原政輝 神山武生
PV作成:御所園翔太 |
お問合せ |
富士見市民文化会館キラリふじみ 049-268-7788 |
主催 |
公益財団法人キラリ財団 |
備考 |
平成29年度 文化庁 劇場・音楽堂等活性化事業 |
【関連企画】
人形遣い黒谷都によるワークショップを行います。
日程 7/16(日)13:00~16:00
申込 5/26(金)より電話、オンライン申込または直接来館にて
※詳細・お申込みはこちらをご参照ください。(リンクは申込開始の5/26より有効となります)

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- 日程
2017年8月25日(金)~26日(土)
- 開演時間
25(金)19:30
26(土)15:00
- 会場
マルチホール
- 公演に関する備考
※開場は開演の30分前、受付は開演の60分前より。
※両日ともにアフタートークを開催します。
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