キラリふじみ2015.4→2016.3レパートリー新作 『奇想曲第58番』

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作品について
決してただじゃ帰しません
ここがどこなのか、なぜここに来たのかも分からない。
ただここは、とてつもなく大きい迷路のような建物で、外の世界と時間の流れ方がまるで違う奇妙な世界。
何を選択し、何を信じればいいのだろうか。と、考えているうちに、既に3回目のスタートである。
無限に続く「時代すごろく」。
追想、追憶、追懐、追従、追求、追撃、どんなにあがいても、ついついしてやられてしまう時間の連鎖。
―――これはついついの劇である。
幅広い世代から大きな反響を呼び、3年間6都市で上演を重ねた『Mother-river Homing』の初演から4年、田上豊の待望の新作です。
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歴史は繰り返す。
最初は悲劇として、二度目は笑劇として、過去の亡霊を呼び出し、その由緒ある衣装に身を包み、借りものの言葉を演じる。
――ジャック・エリュール
『奇想曲第58番』というタイトルですが、音楽劇ではありません。ちなみに奇想曲とはカプリッチョと呼ばれ、「気まぐれ」を意味するそうです。
今回、気まぐれに、そして形式に捕らわれずに描くのは、時代奇譚。
ホラー、サスペンス、コメディ、ファンタジー、ヒューマンドラマ、なにが起こるか分かりません。
まるで私たちがたどってきた「時代」のように。
今、私たちは、何かが変わろうとしている時代に生きています。
これまでも歴史は、緩やかに、時にふいに刷新されたり、繰り返されてきたのだと思います。
演劇人として、そのことに顔を突っ込んでみたい。
こんなにニッチな精神で、いろいろな時代のビックリ箱のような作品にしたいと思います。
ビバ!カプリッチョ!
田上豊
平成27年度文化庁 劇場・音楽堂等活性化事業
- 未使用:作・演出
- 田上豊
- 飯田一期 伊藤昌子 猪瀬青史 黒木絵美花
静恵一(サミットクラブ) 鈴木燦 田中美希恵 中林舞
堀夏子 三村聡 - 舞台監督:畑崎広和
美術:濱崎賢二 照明:伊藤泰行 音響:泉田雄太
衣裳:臼井梨恵(モモンガ・コンプレックス)
演出助手:久保大輔
協力:ALBA 青年団 田上パル 範宙遊泳 ダックスープ プリッシマ レトル
- お問合せ
- 富士見市民文化会館キラリふじみ 049-268-7788
- 主催
- 公益財団法人キラリ財団
公演情報
- 日程
- 2015年10月9日(金)~12(月・祝)
- 開演時間
9日(金)19:00
10日(土)15:00
11日(日)14:00☆
12日(月・祝)14:00
☆=ポストパフォーマンストークあり - 会場
- マルチホール
- 公演に関する備考
- ※受付開始は開演の60分前、開場は20分前。
チケット情報
- チケット発売日
- 8月22日(土)
- 座席指定
- 全席自由・日時指定・整理番号付き
- チケット料金
- 一般2,500円 高校生以下1,000円
- 未使用:備考
- ※未就学児童の入場はご遠慮ください。
※団体での鑑賞も承っております。詳しくはお問い合わせください。 - チケット取扱
- 当館:(購入方法はこちら)
■オンライン購入
オンラインチケット(外部リンク) - 保育サービス
- 10月10日(土)公演のみ
5名まで
申込締切:10月3日(土)
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