ドキュメンタリー映像作家 岡本和樹さんが中心となり、富士見市を舞台にドキュメンタリー映画を創るワークショップの第2弾です。今回の映画のテーマは〈食〉です。
昨シーズンは、9名の参加者が半年間をかけて、街やそこに生きる人々の姿を撮影し、それを一本の映画にまとめ上映しました。
今回は、岡本さんが撮影を担当し、参加者はそれぞれインタビュアーを担当します。撮影とその体験についてディスカッションを繰り返し、一本の映画を構成していきます。
食文化、食生活、食卓、食品、料理、農業…など、〈食べること〉にまつわるあれこれを広い視点で見つめることで、〈生きること〉を考え直してみようというワークショップです。
どうぞお気軽にご参加ください。
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〈食〉と一口に言っても、食品のことから、食べるという行為のことまで、その範囲は広いです。そしてそれは、過去の歴史や文化を背負うと同時に、現在の社会状況の影響も強く受けています。そこには多様な考え方があり、家庭環境や経済状況などの条件によっても、そこでの選択は大きく変わってきます。
このワークショップでは、特定の考え方を称賛することも、蔑視することもありません。あらゆる立場を踏まえながら、〈食べること〉がどう〈生きること〉に繋がっているのかを考えていくものです。複数の参加者の視点と複数の出演者の声が交わるところに何が浮かび上がるのか、一緒に考えてみませんか?
岡本和樹
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ワークショップ説明会+『街のフロッタージュ』上映会
※終了しました。
ワークショップの説明会に併せて、前回のワークショップで制作した映画等を上演します。
ワークショップについてより詳しく知りたい方、映画が見たい方、どうぞお気軽にご参加ください。
日程
(1)4月22日(金)
19:00~ 『街のフロッタージュ』上映
20:15~21:15 ワークショップ説明会
(2)4月23日(土)
13:00~ 『うつろいの木』上映
14:45~ 『街のフロッタージュ』上映
16:00~17:00 ワークショップ説明会
会場 展示室
料金 無料
申込 直接来館、電話またはオンライン申込にて
●ドキュメンタリー映画『街のフロッタージュ-ふじみのかたち-』(66分)
岡本さん指揮により、昨年度(2015年8月~2016年1月)に行われたキラリふじみのワークショップから生まれた作品。富士見市を複数の視点で見つめることで、そこにある〈ひとのかたち〉〈まちのかたち〉が浮かびあがる。
指揮・編集 岡本和樹 / 2016年 / 制作 富士見市民文化会館キラリふじみ
●『うつろいの木』(90分)
岡本さん指揮により、川口市立 映像・情報メディアセンターメディアセブンの映像制作ワークショップから生まれた作品。川口市を舞台に、ワークショップ参加者が自身で脚本を書き、それを演じるフィクションを作った。そのメイキングも含めて作品かした映画からは、〈自己/他者〉〈ウソ/ホント〉とは何かが問いかけられる。
指揮・編集 岡本和樹 / 2015年 / 制作 石田亮介 メディアセブン
指揮岡本和樹
お問合せ・お申込富士見市民文化会館キラリふじみ
〒354-0021埼玉県富士見市大字鶴馬1803-1
tel 049-268-7788
主催公益財団法人キラリ財団
平成28年度文化庁 劇場・音楽堂等活性化事業
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