「見たら元気になる芝居」を届ける田上パル。
新作の短編を2本立てで上演します。
ミートくん
壮大な物語を乗り切るために肉体を酷使するのでなく、肉体を酷使することで生まれるものとは何か。逆転の発想です。
肉体とは、乱暴に言うとお肉です。
演劇の場合、舞台に乗るのは、喋るお肉達。
これだけ決めて出発してみれば、きっとアドレナリンとエンドルフィンがほとばしり、はぁはぁ言いながら、舞台上をかけずり回るミート達のロードムービーみたいな作品が完成するでしょう。 ここにタウリン1000ミリグラムが入る余地はありません。
しかし、肉体にだって、限界はある。でも限界越えに挑戦するのが、人の輝きってものであり、成長時には必要不可欠なもの。
真面目にボディービルの頂点を目指す人のような極地に行ってみたい、あのキレキレな肉体には、生命力と感動と哲学がある!
アンヒビオ
「現実にありそうだけど、よく考えると全然現実をはみ出している話を、躍動する肉体性で飛び越える」から「躍動する肉体性」を抜くと、ただの非現実的な話だけが残ります。もう飛んだり、跳ねたりでごまかせない「はみ出しストーリー」を、なんとか、カオスとか不条理とかいうカテゴリーで括られないような到達点で露にしたい。
こちらは、出会う意味での「ミート」を舞台上で大切にして、遊戯する精神で、危険に、楽しく、自分の世界観に喧嘩をふっかけてみようと思います。
アンヒビオとは、幼児が自分で遊び方を考えなければならない変なブロックのおもちゃの名称です。抽象的なパーツばかり入っています。
つまり、非現実的な物語をどう乗り切るかではなく、その中でどのような遊び方を考えるかということなのです。
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作・演出 |
田上豊 |
出演 |
松髙義幸 二宮未来 平岩久資 安村典久 高麗哲也
猪瀬青史 角梓 松田裕一郎 |
スタッフ |
舞台監督:宮田公一(Y's factory) 舞台美術:濱崎賢二
照明:伊藤泰行 音響:泉田雄太
衣裳:臼井梨恵(モモンガ・コンプレックス)
映像:KASSHAKKA(篠原雄介 笹本正喜) 制作:尾形典子
舞台監督助手:森山香緒梨 演出助手:阿部慎一郎
音響操作:柴田未来 斉藤裕喜
衣裳補佐:山内彩瑚 山内晶
衣裳製作:住野明子 田崎祐司 山田祐司 掃部泰子 |
お問合せ |
富士見市民文化会館キラリふじみ 049-268-7788 |
主催 |
財団法人富士見市施設管理公社
田上パル |
助成 |
平成22年度文化庁「優れた劇場・音楽堂からの創造発信事業」 |
協力:E-pin企画 シバイエンジン 夕田智恵 加藤唯
舞台美術研究工房・六尺堂
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- 日程
2011年1月22日(土曜日)-27日(木曜日)
- 開演時間
22日(土曜日)18:00
23日(日曜日)15:00
24日(月曜日)-27日(木曜日)
19:30
- 会場
マルチホール
- 公演に関する備考
・開場は開演の20分前
・19:30公演終了後、鶴瀬駅行き臨時バスがあります。
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