プログラムの詳細

キラリふじみ・リーディング
『夏の夜の夢』

キラリふじみ・リーディング

キラリふじみ・リーディング『胸騒ぎの放課後』(2014年1月)撮影:吉岡茂

インフォメーション

戯曲を通して自分に出会う 表現される人それぞれの生き方

キラリふじみ・リーディング』は、アーティストと一般公募で集まった参加者が、共にリーディング作品を創りあげていきます。
 今回上演する戯曲は、今年で生誕450 年を迎え、今もなお世界中で愛され上演されている、劇作家 ウィリアム・シェイクスピアの喜劇作品『夏の夜の夢』をモチーフに、田上独特のユーモアと少しの毒気をもりこんで書き直した、田上版『夏の夜の夢』です。
原作を知っている人も知らない人も、10 ~ 80 代という幅広い世代の男女22 名が魅せる『夏の夜の夢』をどうぞお楽しみください。

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私、田上豊が担当しますキラリふじみリーディング企画の演目は、『夏の夜の夢』に決定です。シェイクスピアでございます。
僕は大学生から演劇を始めたので、夏の夜の夢との出会いももちろん大学生の時でした。現代口語演劇に夢中だった当時、学内の公演(OPAP と呼ばれている)で文学座の方が演出した『夏の夜の夢』を見て、電流が流れました。その公演に参加していた友人達が、実に面白く、なんと楽しそうなことか。「リアルな芝居」が合い言葉だったそれまでの大学生活において、新しく自由な風が吹き抜けたのを覚えています。

とりわけ、夏の夜の夢は、恋に魔法に大忙しです。
「リアル」どころではありません。恋や魔法や劇中劇が襲いかかってきます。
この騒々しさに胸をときめかせた大学三年生の頃の気持ちがまだ存在していると信じて、皆さんを夏の夜の夢に誘おうと思っています。使用する台本は、僕が訳を書き直した田上版の『夏の夜の夢』です。なので、時より熊本弁とか出てきますが、内容的にはほぼ忠実です。
初めてやっても超楽しい、二回やっても二倍楽しい、そんな魅惑の夏の夜の夢に参加してみませんか。ひとときの夏の夜の夢のような、そしてお祭りのようなことが起きると思います。早くやりたい!    
                  田上 豊(劇作家・演出家/ 田上パル主宰)
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作・演出 原作 ウィリアム・シェイクスピア
演出 田上豊
スタッフ 演出助手:堀りん(田上パル) 
舞台監督:熊木進 
照明:篠木一吉(有限会社 創光房) 
音響:阿久津未歩(田上パル) 
協力:田上パル、有限会社創光房、鶴田理紗
お問合せ 富士見市民文化会館キラリふじみ 049-268-7788
主催 公益財団法人キラリ財団

平成26年度文化庁 劇場・音楽堂等活性化事業

【過去のリーディング作品】
・2011年
『歌わせたい男たち』(作・演出:永井愛) 
『かたりの椅子』(作・演出:永井愛)
・2012年
『ら抜きの殺意』(作・演出:永井愛)
・2013年
『兄帰る』(作・演出:永井愛) 
『胸騒ぎの放課後』(作:金杉忠男 演出:田上豊) 


スケジュール
  • 日程
    2014年9月13日(土)
  • 開演時間
    15:00
  • 会場
    鶴瀬公民館(鶴瀬コミュニティセンター)
    埼玉県富士見市羽沢3-23-10
    電話 049-251-1140
  • 公演に関する備考
    会場アクセスはこちらをご参照ください。
    ※駐車場スペースは台数が限られているため、公共交通機関をご利用ください。
    ※会場へのお問合せはご遠慮ください。
    ※開場は開演の20分前より
    ※受付は開演の40分前より

入場方法

●申込開始日 
 8月30日(土)
●料金
 入場無料・整理番号付き自由席・要申込
 ※未就学児の入場はご遠慮ください。
●申込方法
 当館まで、電話、直接来館またはオンライン申込より。
(オンライン申込は、申込開始日よりリンクが有効となります)
●申込締切
 9月12日(金)
 ※ただし、定員に達し次第、終了となります。



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